ひのひかり整骨院 ブログ

スマホで首痛

おはよーございます(^^
【福岡 糟屋郡志免町 ひのひかり整骨院】です♪

※２１日(月)は祝日ですので当院は休診です。ご注意下さい。

さて、突然ですが、皆さんはこんな経験ありませんか？
電車での移動中や、自宅で長時間下を向いていて、
スマホを操作した後に・・・首の後ろが凝る、痛くなる・・・
そして無意識に首を回してストレッチしたくなる～((+_+))

けっこうそんな経験がある方多いと思います！！

そこで今日は・・・スマホは
首が痛くなる要素をふんだんに盛り込んだアイテムである！というお話です・・・

いきなり話が少しそれますが、
皆さんは頭ってどれくらいの重さがあるか知ってますか？？

正解は、約体重の１０％程度【８～１３％】
体重が５０キロの方なら頭の重さは約５キロほどもあるんですよ！！
５キロって結構重いですよ！
５００ミリのペットボトルなら１０本分！！
筋トレ用の５キロの鉄アレイやダンベルとおなじですからね～

そんな重い物を頭より細い首で支えちゃうんですから人間ってすごいですよね～。
そりゃ自然と・・・首にも負担がかかりやすいわけです！

そんな重たい頭をバランスの崩れた姿勢で支えているとどうなるでしょう？
もう分かりますよね！！
当然首には過度の負担がかかってきます。

ちなみに・・・
頭を傾ける角度と首への負荷
米ニューヨーク市の脊椎専門のクリニック　
ケネス ハンスラージ氏(Dr. Ken Hansraj )の研究によると、
頭を前に傾けていく角度が増すにつれて、首への荷重も増えていくことが明らかになりました。

肩と耳の前が一直線にならんだ角度0度の時、純粋に約5kgが首にかかります。
しかし頭を前に傾ける角度が増すにつれ、
・15度で12Kg　・30度で18Kg　・45度で22Kg　・60度で27Kg
と頭の角度で首への負荷が強くなっていくというデータがあるそうです。

ですから負荷のかかった頭を支えるためには
首の筋肉は防御的に緊張状態を強いられることになりますよね((+_+))

６０度傾けると２７キロの負荷って・・・体重５０キロの方での計算ですから、
体重の半分以上の負荷が首にかかってくる計算になります！！


また、下のイラストにはありませんが、角度が増していけばいくほど
人間はうまくバランスをとろうと背中を丸めて、いわゆる猫背の状態を作り出します。

これ自体は防御的というか
うまくバランスをとっている状態なので最悪の中の最善？！といったらいいんでしょうか！？
ですが・・・それが長期間に及ぶと
首だけでなく肩や背中まで痛みやこり感が出てきてしまいます。
そして結果的には骨盤まで影響を及ぼしてきます。

つまり最初は首だけでも、
首の痛み→肩の痛み→背中の痛み→腰の痛み→膝の痛みへと
どんどん変化していく要素があるってことなんです。

首には重要な血管・神経がたくさん通っています。
そこが緊張すれば、頭の回転はダウン。
仕事効率も落ちますし、疲れやすく疲れが取れにくい状態に陥ってしまいますよ～！

人間集中すればするほど呼吸も浅くなり、猫背になりがちです・・・
なんでも休み休みが一番ですよ～(^^)

便利なスマホやパソコンですが使い方次第では悪にもなりかねません。
あ！あと本を読むときもですね！

少し普段の生活を見直すきっかけにしてみて下さい(＾◇＾)
ではまた！