【糟屋郡志免町の整骨院! ひのひかり整骨院】のブログページです。
治療についての事、あまり知らない東洋医学のお話し!!
腰痛・肩こりなど色んな痛みの原因・予防方法・お知らせなど更新していこうと思います。
参考にして頂ければ幸いです。
こんばんは☆彡
【福岡 糟屋郡志免町 ひのひかり整骨院】です♪
今日は首の痛みの中でも、
交通事故と密接に関係するむちうちについてお話ししようとおもいます。
むちうち=外傷性頸部症候群のことなのですが
いわゆる追突事故などで起こることが多い症状ですよね・・・。
首が鞭を打つような発生機序から、昔からムチ打ちと言われるのが一般的ですが…
最近では鞭を打つように首がしなる事は少ないと私は思っています。
それはなぜか?!
答えは…
・今の車はほとんどの方がヘッドレストをつけているからです!!
ヘッドレストがあれば、追突事故が起きても反動で過度に後ろに首が反ることはないですよね??
ですので、極端な話…ムチを打ってはないのです。。。
逆にヘッドレストのせいで首が後方に振らずに衝撃を逃がせないので
ヘッドレストのせいで余計に頸椎に衝撃が加わってしまうのではないかとも思います。。
そのせい症状が強い方が多いのではないかと。。
決して、ヘッドレストを外せ!っていうわけじゃないですからね~!!笑
さて、余談はこれくらいにして・・・
ムチ打ちといっても症状や状態は様々ですので、今日はざっくりと分類してみようと思います。
一番多いのは
●頚椎捻挫型
頚椎の周りの筋肉や靭帯、軟部組織の損傷、炎症が起こっている状態で
全体の70~80%を占めているとされています。
症状としては、首の後ろや肩の痛みは、首を伸ばすと強くなります。
また、首や肩の動きが制限されることもあります。
続いて
●根症状型 【頸椎ヘルニア など】
脊髄から枝分かれした末梢神経である神経根に障害を及ぼしている状態。
神経が圧迫されて症状がでていまいます。
首の痛みのほか、腕の痛みやしびれ、だるさ、後頭部の痛み、顔面痛などが現れます。
これらの症状は、咳やくしゃみをしたり、
首を横に曲げたり、回したり、首や肩をある一定方向に引っ張ったりしたときに強まります。
その際に神経が圧迫されるということです。
●バレリュー症
後部交感神経症候群ともいいます。
頚椎に沿って走っている椎骨動脈や交換神経に障害が及んだ状態。
椎骨動脈の血流が低下すると、
頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気などの症状が現れると考えられています。
●脊髄症状型 【脊柱管狭窄症、後縦靭帯骨化症 など】
脊髄そのものに障害を呈した状態。
頚椎の脊柱管を通る脊髄が傷ついたり、下肢に伸びている神経が損傷されて、
下肢のしびれや知覚異常が起こり、歩行障害が現れるようになります。
また、症状がひどい場合
膀胱直腸障害が生じ、尿や便が出にくくなるケースもあります。
●脳髄液減少症【CFSH】
脳は本来、膜で覆われおり、その中の脳脊髄液をいう液体の中に浮かんでいるのですが、
その膜(クモ膜)が裂けると生じる障害。
脳脊髄液減少症の症状はきわめて多く、いわゆる不定愁訴がそれに相当します。
初期症状としては頭痛が特徴的です。
また、これらの症状にはある特徴がみられ、天候に左右されることです。
つまり気圧の変化に応じて症状が変化するということです。
いっぱいありますが、交通事故のむち打ち損傷から起こる可能性の高い症状をご紹介しました!
一般的に整骨院での施術対象となるのは、頸椎捻挫型です。
その他の所見が見られる際は、必ず1度病院への受診をお勧めします。
事故直後の方は、自分がどんな症状があるのか
しっかり担当の先生に話して下さいね!!決して、画像所見が全てではありませんよ。
※特に年齢を重ねると、事故前から変形が起こっていたり、
椎間板の間が狭くなっていたりとムチ打ちとの因果関係が
はっきりしない事がありますのでしっかり検査されたうえで治療をうけて下さいね!!
※明日から、また雪の予報です!
交通事故には充分にお気を付け下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました(^^) ではまた!